インナーチャイルドの声は、とっても小さい

今日は仕事場で、素敵な先輩に包丁の研ぎ方を教えてもらいました。

〜包丁を研ぐときのポイント🔪✨〜

ひとつは、研ぐ前に砥石(といし)をしっかり水に浸しておくこと。

乾いたままではうまく研げないから、1時間ほど水に浸けておくのだそうです。

そしてもうひとつ、大事なのが
包丁を研いだときに出てくる黒い粒を、流さないことだそうです。

わたしはそれを、チョロチョロと水で流しながら研いでいました🚰

「黒い粒は、刃をつけるのに必要なんだよ。

流さない方が、よく研げる。」

それを聞いたとき、「へぇ〜」と思いました。

──この黒い粒が、大切。

𓂃𓈒𓏸

わたしはよく、自分から湧き上がってくる小さい声を、

この粒のように流してしまうことがあります。

「チャイルドの声って、とっても小さくて、静か」なんです。

たとえば、こんなときありませんか?

✤ 「ほんとは休みたい…」と感じても、やらなきゃいけないからがんばりつづける

✤ 「いやだ」と感じたけど、そんなこと言っちゃダメという声でふさぐ

✤ 「やりたい…」って声が聞こえたけど、無理、できない、とストップしてしまう

わたしたちは、すぐに

 「仕方ないよ」
 「そんなこと言っちゃダメ」
 「できない」

って、その声をぎゅっと押し込めてしまうことがあります。

でもチャイルドの声は、わがままでも、無理をいっているわけでもありません。

ただ、こう言ってるだけ──

「わたしのこと、気づいて…」

 𓂃𓈒𓏸

チャイルドの声はどうしたら、きこえるの?

ゆき:そら、チャイルドの声って…どうしたらきこえるの?

そら:うん、まずはね、心の中で「わかってあげたいな」って思うことからはじまるよ。

するとね、チャイルドは、少しずつ顔を出してくれるんだ。

ゆき:どうやって顔を出してくれるの?

そら:もやもやしたとき、イライラしたとき、
あとお風呂にはいってリラックスしてるときや、ふと気が抜けた瞬間とかかな。

それって
“心の奥から浮かんできたサイン”かもしれないよ🪽

 𓂃𓈒𓏸𓂃𓈒𓏸𓂃𓈒𓏸

チャイルドとつながるのは、

むずかしいセラピーでも、特別な方法でもありません。

ただ、「きいてあげよう」と思うことから、すこしずつ始まるんです。

今日わたしは、包丁の黒い粒を流しながら研いでいました。

でもこれからは──

チャイルドの声も、粒も、なるべく流さないようにしようと思いました。

それは、たとえ小さくても、

とても大切なものだから ⟡˖ ࣪⊹

 𓂃𓈒𓏸

今日も読んでくださって、ありがとうございます。💠.+゚

あなたの心の奥にいるチャイルドも、

きっとあなたに気づいてもらえるのを、やさしく待っているかもしれません(っ˘꒳˘c)